首都ジャカルタ
世界都市別人口では、東京・横浜に続いて第2位がジャカルタです。その一方、現在、渋滞ランキング世界第1位。
ジャカルタ市内には、大型のモールが多く、今でも新たな建設が続いています。そして、日本の百貨店より活気があります。 インドネシア自体が、高齢者よりも、特に20代30代の若者が多く、モールを歩いていても、顧客層の違いに驚きます。逆に、若い人が多いから、町に元気があります。
ジャカルタの課題としてよく言われるのは、マチェット(渋滞)とバンジル。バンジルとは直訳すると洪水ってことになりますが、大雨の影響で、深さ20cmほどの大きな水たまりから、膝下位の浸水、1メートル位ものまで様々。しかし毎年雨季には必ず何度も起こっています。
ジャカルタの中心は、高層オフィスビルばかりで、まさに経済の中心地という感じです。日系企業も多くのオフィスがあります。
大きいビルには、銀行の支店が入っていることも多く、ATMなら必ずビル内にあるので、その点ではとても便利です。
大型のマンションの建設もどんどん進んでいます。新築マンションも、まだ建設に入る前に、すべて完売することもしばしばで、80%は投機目的と言われています。
しかし、ほとんどローンを組まずにキャッシュで購入する人が多いので、バブルにはならないという予想している人もあります。造れば売れるということで、建設ラッシュとなっています。
東京と違う所は、市内の中心部でもまだ未開発の空き地が多くあること。その点では、まだまだ開発の余地が多くあります。
日曜日の朝には、メイン大通りであるスディルマン通りが、朝6時から昼11時まで、自動車やオートバイが通行禁止となります。なので、ランニングやサイクリングにいそしむ人が集まってきます。
日頃は、自動車やオートバイばかりで、自転車はほとんど見かけませんが、こんなに自転車愛好家がいるんだという位集まってくるので、逆にビックリします。しかも、日本の定番のママチャリはほとんど見かけません。クロスバイク、ロードバイク、MTBがほとんどです。またピスト愛好家も多く、集団で走っています。
ただ高級アパートには、ジム、プール、テニスコートなど完備されているので、利用する住民も少なからずいると思われます。モールにも、ほとんどスポーツジムが入っており、またトレッドミルを販売する店も数多くあるので、外を歩けない分、家でエクササイズするという人も多いと思われます。
またインドネシア人は、サッカーがとても好きです。スナヤンにあるスタジアムで試合がある時には、サポートがバスに乗って、ジャンジャカジャカジャカやりながら何十台と集まってきます(もちろん屋根にも人が乗っている)。 テレビのあるようなマクドナルドなら、サッカーの試合が始まると、全席に響き渡るように音量をアップするので、とても別の話をしていられる状態ではなくなります。
インドネシアの国としては、バトミントンが強いです。
ナイトスポットは数多くありますが、逆に子供が遊べる場所はモール以外ではあまりない状態です。いわゆる公園がほとんどありません。基本的にはモールで遊ぶという感じです。
郊外には、サファリパークや小型の遊園地もあります。