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観光地バリ

インドネシアのバリと言えば、観光地で知られています。バリ島は、昔から日本人観光客の多い場所で、ジャカルタには行ったことがなくても、バリには行ったことのある人も多いと思います。

バリの概要

バリがインドネシアということを知らない日本人も時々いますが、列記としたインドネシアで、31州の中の1州です。ただし、バリ人は、バリ島をバリ国と思っていることも多く、少し別世界という部分もあります。

位置的には、ジャカルタのあるジャワ島の東側に位置し、東京都の2倍半位の面積で、政府の観光開発が成功し、自然の美しさとともに、多くの観光客を魅了しています。人口389万人ほどです。

宗教的に他の場所と違い、バリ・ヒンドゥーなので、文化的にもインドネシアの地域と大きく異なり、それが観光地として成り立っている要素にもなっています。また、イスラム教と違い、豚肉やお酒がダメということもないので、それも観光客には有難い要素かも知れません。

ジャカルタ以上に英語が通用するので、英語が出来れば生活に困ることがほとんどありません。ただ現地にはバリ語なるものが存在し、例えば市場では、バリ語が出来るバリ人、インドネシア人、外国人とでは価格が異なります。

観光地バリ

そして、基本的には観光で成り立っている島であると言えます。各国からの直行便も増え、観光客も増加していく一方、今年は海上に大きな橋を作り、空港からヌサドゥア方面、サヌール方面へ抜けられるようになりました。

しかし、物価や不動産も上昇し、バリでも渋滞がひどくなってきました。それでも、まだまだ再開発が進んでいます。2014年には、星野リゾートの海外第1号店が、バリのウブドにオープンするとのことです。

もちろんレストランも多く、美味しい店もたくさんあります。また、観光客が行けるようにワルン(食堂)もかなり発達していて、安くて美味しいロコ飯が食べられます。

スパも高級スパから、ローカルのものまで様々ですが、これまた観光客が行けるようなローカルスパもあり、ヘッドスパなど格安でセラピーできます。

生活インフラ

その一方では、電気や水道が止まることもあり、ライフラインのインフラ整備はジャカルタに比べるとまだ遅れております。一流ホテルでは大丈夫ですが、居住地のヴィラ等では、年に何度も止まることがあります。ジャカルタでは電気水道が止まることはあまりありませんので、こういう点ではまだ遅れていると言わざると得ません。

観光化が進み過ぎて、手つかずの自然という感じではなくなってきているので、海も年々汚くなっているなどの弊害もあります。

それでも、インドネシア人も、バリは大好きで、休暇をとってはバリに旅行に行く人もとても多いです。